
ワンちゃんを迎える前に何を準備すればいいのかしら?
保護犬を迎える準備に不安を感じていませんか?
どんなグッズが必要で、どうやって新しい環境に馴染ませるのか、たくさんの疑問があると思います。



この記事では、保護犬を迎えるために、何を準備すればいいかを具体的に解説します。
最後まで読めば、揃えるべき必要なアイテムがわかり、保護犬との新しい生活をスムーズにスタートできるでしょう。
さあ、愛犬との素敵な未来に向けて、一緒に準備を始めましょう。
保護犬を迎える前に知っておきたいこと


グッズを紹介する前に、保護犬を迎えるにあたってのマインド的な部分を解説します。
保護犬を迎えるメリットとデメリット
保護犬を迎えることには多くのメリットがあります。
保護犬を迎えることで、1匹の犬の命を救うことができます。
さらに、その犬を引き取ることで、新たな保護犬の受け入れスペースができ、結果として2匹の犬の命を救うことになります。



メリット・デメリットについて表にまとめたよ。
- 命を救うことができる
- 費用が安い
- 健康状態を教えてもらえる
- 愛情深い性格
- 個性が分かりやすい
- 保護団体のサポートがある
メリット・デメリットについては、下記の記事で詳しく解説しています。


保護犬を飼う覚悟
保護犬を迎える前には、家族全員でしっかりと話し合い、覚悟を決めることが大切です。
犬を飼うということは、日々の世話や管理などの、全責任を負う義務を伴います。



覚悟を決めてワンちゃんを迎える準備をしなくちゃね!
保護犬を飼う5つの覚悟
- 時間と労力を惜しまない覚悟
保護犬の適応には時間がかかります。日々のケアには多くの時間と労力が必要です。 - 犬の過去を理解し信頼関係を築く覚悟
犬の過去のトラウマを理解し、安心できる環境を提供することが重要です。ゆっくりと信頼関係を築きましょう。 - 経済的な負担を受け入れる覚悟
犬を飼うには初期費用や継続的な費用がかかります。 - 家族全員で協力してケアする覚悟
家族全員で役割分担を明確にし、家族全員が一致団結して犬を迎え入れることが大切です。 - 継続的に学び対応する覚悟
犬を飼う知識について学び続けましょう。
後悔しないための5つの覚悟については、下記の記事で詳しく解説しています。


保護犬を迎えるために必要なアイテム


保護犬を迎えるために必要なアイテムについて詳しく解説します。
クレート(ハウス)の種類と選び方


クレートは、犬にとって安心できる場所として活用できます。
留守番時や、旅行時の移動手段として使われます。
初めてクレートを使う場合は、無理せず少しずつ慣らしていきましょう。
クレートの種類
- 特徴
頑丈で耐久性が高く、外部からの衝撃に強いです。多くのハードタイプはプラスチック製で、飛行機や車での移動に適しています。清掃もしやすいのが利点です。 - 用途
車や飛行機での移動に最適です。災害時などにも強く、避難時にも使えます。
クレートの選び方
- サイズ: 犬が立って回れるくらいの広さが理想です。犬の体重や体格に応じたサイズを選びましょう。
- 素材: 移動が多い場合はハードタイプ、家での使用が中心ならソフトタイプが適しています。
- 機能: 扉の開閉がしやすいもの、持ち運びやすいハンドル付きなど、使い勝手の良さも重要です。
クレートの中には、快適なクッションや毛布を敷いてあげると良いです。
寒い季節には特に注意してくださいね。
これらのポイントを押さえて、犬にとって最適なクレートを選び、快適で安全な居場所を提供してあげましょう。



クレートはとても落ち着くから大好き!
ケージ・サークルの利用方法と設置場所


ケージやサークルは、犬にとって安全なスペースを提供するために必要です。
ケージの選び方として、犬のサイズに合ったものを選ぶことが大切です。
ケージの中で自由に動けるスペースがあると良いでしょう。(犬が立って回れるくらいの広さ)
ケージの利用方法
- 休む場所: 犬が休む場所や、一時的に隔離する場所として活用できます。
- トイレトレーニング: 犬がケージに慣れるまで、無理せず少しずつ慣らしていくことが重要です。
サークルの利用方法
犬が遊ぶためのスペースとして使われます。
特に活発な犬には、広めのサークルを用意してあげると良いです。
サークル内には、おもちゃやベッドを置いて、快適な環境を整えましょう。
- 家族の活動が見える場所:
犬が孤立感を感じないように、リビングルームやキッチンの近くに設置すると良いでしょう。 - 静かな場所
エアコンの風が直接当たらず、適度な室温の場所を選んであげましょう。また、大きな音がしない場所が望ましいです





ラテまるの飼い主さんは、リビングの端っこにケージを設置してくれたよ。
犬用ベッドの種類と選び方


犬用ベッドは、犬にとって快適な休息場所を提供するために重要なアイテムです。
以下のポイントを押さえて、最適なベッドを選びましょう。
サイズ
犬の体に合ったサイズのベッドを選びます。犬が寝ても余裕がある広さが理想的です。
ベッドの種類
- ドーム型: 寒がりの犬に最適。保温性が高く、安心感を提供します。
- クッション型: 柔らかく、一般的なタイプ。どの犬種にも適しています。
- マットレス型: 広々としていて、大型犬に最適です 。



ラテまるベッドはクッション型だよ。
老犬におすすめなのは
体圧分散型のベッドや低反発素材のベッドがおすすめです。関節への負担を軽減し、快適に過ごすことができます 。



ふわふわのベッドでお昼寝するのが大好きだよ!
食器(フードボウル、水ボウル)の準備


素材の選び方
耐久性があり、清潔に保ちやすい。
錆びにくく、かじっても壊れにくいが、軽いため食器が動きやすい 。
サイズと形状の選び方
- サイズ: 犬のサイズに合った食器を選ぶ。チワワのような小型犬には小さめの食器、大型犬には大きめの食器が適しています。
- 形状: 短頭種(パグ、フレンチブルドッグなど)には広い口の食器が、長頭種には深い食器が適しています。また、高さ調整ができるスタンド付きの食器も便利です 。



愛犬に最適なフードボウルと水ボウルを選び、快適な食事環境を提供してください。
トイレシートの設置場所とトレーニング方法


トイレシートは必需品です。
設置場所とトイレトレーニングについて簡単に説明します。
トイレシートの設置場所
- 静かな場所: 犬がトイレをしやすい静かな場所に設置して、犬が集中して排泄できるようにします。
- 狭いスペースから始める: 初めはケージの中などの狭いスペースにトイレシートを置き、成功するたびに褒めてあげると良いです 。
トイレトレーニングの方法とコツ
- 一貫性
毎回同じ場所でトイレをさせることが大切です。犬がその場所がトイレであることを認識しやすくなります 。 - 成功したら褒める
成功したらすぐに褒めて、ご褒美をあげることで、犬はトイレをすることが良いことだと学びます 。 - 失敗しても叱らない
失敗した場合は叱らずに、次回成功したときに褒めるようにしましょう - 排泄のタイミングを見計らう
犬が排泄しやすいタイミング(寝起き、食後、運動後など)を見計らってトイレに連れて行きましょう 。 - サインを見逃さない
床の匂いを嗅いだり、クルクルと回ったりするサインを見逃さないことが大切です 。
これらのポイントを実践することで、犬がトイレシートを認識し、自分からトイレに行けるようになるまでサポートしましょう。
トイレトレーニングは時間がかかることがありますが、根気よく続けることが成功への鍵です。



トイレはちゃんと決まった場所でできるようにしようね!
トイレトレーニングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。


リードと首輪の選び方


リードと首輪は、散歩や訓練に欠かせないアイテムです。
サイズの選び方
- 小型犬には軽量で細めのリード、大型犬には丈夫で太めのリードが適しています。
- 首輪は犬の首にフィットするサイズを選びます。指が2本入るくらいの余裕があると良いです 。
素材の選び方
- ナイロン製: 軽量で扱いやすく、サイズ調整も簡単。初心者や成長中の子犬に最適です 。
- 革製: 耐久性があり長持ちしますが、水に弱い特性があるため、雨の日には注意が必要です 。
- ハーネスタイプ: 首に負担をかけにくく、安全性が高いです。引っ張り癖のある犬には特におすすめです 。
リードの長さ
- 短めのリード: 訓練や街中での散歩に適しています。犬をコントロールしやすく、安全です 。
- 長めのリード: 公園や広場での自由な運動に適しています。ただし、周囲の安全に注意が必要です 。
- 伸縮リード: 便利ですが、使用時には注意が必要です。特に混雑した場所や夜間の使用は控えましょう
これらのポイントを参考にして、愛犬に最適なリードと首輪を選び、安全で快適なお散歩を楽しんでください。



散歩中はリードをしっかり握って離さないでね。
おもちゃの種類


犬のおもちゃは、遊びや訓練に役立ちます。
おもちゃの安全性
- 丈夫で壊れにくい素材を選びましょう。
- 細かいパーツがないシンプルなデザインや、しっかりと縫製されたものを選ぶと、誤飲のリスクが減ります 。
おもちゃの種類
ボール | ゴム製や布製などがあり、弾み方や音が出るタイプもあります。 運動不足解消に役立ちます 。 |
ロープ | 噛む力を鍛えたり、引っ張り合いを楽しむことができます。 太さや長さを犬のサイズに合わせて選びましょう。 |
ぬいぐるみ | 柔らかい素材でくわえやすく、抱きしめたり振り回したりするのに最適です。 ただし、壊れやすいので注意が必要です 。 |
知育玩具 | 犬の知能を刺激し、遊びながら学ぶことができるおもちゃです。 隠れたおやつを見つける遊びなどが楽しめます。 |
これらのポイントを参考に、愛犬にとって最適なおもちゃを選び、安全で楽しい遊びを提供しましょう。



おもちゃで遊ぶのは楽しいよ!
食事用フードの選び方と与え方


フードの選び方
- 年齢別
・子犬用、成犬用、老犬用といった年齢別のフードがあり、それぞれの栄養素が異なります。
・子犬には高栄養価のフード、老犬には消化しやすいフードが適しています。 - アレルギー対応
・犬のアレルギーや好みに合ったフードを選びましょう。
・成分表を確認し、アレルギー物質が含まれていないかチェックすることが必要です。
フードの種類
- ドライフード
・一般的に良く知られているカリカリのドックフード
・保存がしやすく、歯の健康にも良い。長時間放置しても腐りにくい。 - ウェットフード
・水分が多く、食欲が落ちている犬や体調が悪い犬にも適していますが、保存期間が短く高価です。
・ラテまるは歯が無いので、柔らかく食べやすいウェットフードを愛用しています。
フードの与え方
- 決まった時間に与える
毎日の食事を決まった時間に与えることで、犬の生活リズムを整えます。 - 適切な量を与える
フードのパッケージに記載されている給餌量を参考に、犬の体重や活動量に応じて適切な量を与えましょう。
新しいフードを与える際は、徐々に切り替えることが大切です。
1週間ほどかけて少しずつ新しいフードを混ぜながら、完全に切り替えましょう。
これらのポイントを参考にして、愛犬に最適なフードを選び、健康を維持しましょう。







おいしいフードで元気いっぱいだよ!
保護犬がご飯を食べない問題でお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。


まとめ|保護犬を迎える準備
我が家が保護犬を迎えるにあたり、はじめに準備したアイテムを8点紹介しました。
どれも必要なアイテムなので参考にして揃えてくださいね。
保護犬を迎える準備には、グッズを揃えることはもちろんですが、そのほかに飼い主になる心構えが必要です。
家族全員で協力し、犬が安心して暮らせる環境を整えてあげましょう。



適切なグッズを用意し、しっかりとした準備をすることで、保護犬との幸せな生活をスタートさせましょう。