
うちの子、ドライフードを全然食べてくれないんです…
そんなお悩みを抱えていませんか?
初めて保護犬を迎えたご家庭では、どのドッグフードを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
「ウェットとドライの違いって?」「うちの子に合うのはどっち?」と不安になるのは当然です。
でも、大丈夫。
この記事では、「ウェットフードとドライフードの違い」を中心に、シニア犬・保護犬にぴったりのごはん選びのコツをわかりやすく解説しています。



読めば、今まで食べてくれなかった愛犬が「パクッ」と食べてくれるヒントがきっと見つかりますよ。
「うちの子に合うごはんがやっと見つかった!」
そんな未来のために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ドッグフードの選び方で悩んだらまず知っておきたいこと


初めて犬を迎えたら、フード選びが重要な理由
犬を迎えたばかりのとき、一番悩むのが「どんなごはんを選べばいいのか?」ということですね。
実は、ドッグフードの選び方は、犬の健康だけでなく「信頼関係づくり」にも関わってくるんです。
新しい環境に来たばかりの保護犬は、緊張していたり不安を感じていたりします。
そんなときに「食べやすくて安心できるごはん」を用意することで、「この家は安心できる場所だ」と感じてもらえるんです。
ドッグフードには、ウェットタイプ・ドライタイプ・半生タイプなどいろんな種類があります。
それぞれの特徴を知って、わんちゃんの状態やライフスタイルに合わせた選び方が大切です。
初めは少し戸惑うかもしれませんが、ゆっくり選んでいけば大丈夫。
ペットショップや動物病院でおすすめを聞いてみるのも良い方法です。





まずは「安心できるごはん」がカギだよ〜
飼い始め一週間でやるべきことについては、こちらの記事で詳しく解説しています。


ドライフードを食べなかったラテまるの実話



うちのラテまるは、元繁殖犬として過ごしてきた保護犬です。
繁殖犬については、こちらの記事で詳しく解説しています。





保護されたときにはすでに歯がなく、硬いものを噛むことが難しい状態でした。
最初は市販のドライフードをふやかしてみたり、温めて香りを立たせたりして、少しでも食べてもらおうと工夫しました。
少量のウェットフードをトッピングしたことで、最初は何とか口にしてくれることもありました。
でも、だんだんと食べる量が減っていき、ついにはお皿の前でただじっとしているだけに…。
いくら工夫しても、ラテまるにとっては「ドライフード=食べにくいもの」だったのかもしれません。
そこで思い切って、完全にウェットタイプのごはんに切り替えたところ、驚くほどパクパク食べてくれるようになったんです。
ごはんの時間になると、しっぽを振って近づいてくる姿を見て、「やっとこの子に合うごはんが見つかった」と実感しました。
食べないからといって無理をせず、その子の体や気持ちに寄り添った選び方をすることの大切さを、ラテまるが教えてくれました。





やわらかいごはん、毎日楽しみにしてるよ〜!
ドライフードを食べない犬の理由とは?
「急にドライフードを食べなくなってしまった…」
そんなとき、飼い主としてはとても不安になりますよね。
でも、犬がドライフードを食べない理由は、一つではありません。
ここでは代表的な原因をわかりやすく整理してみました。
- 硬すぎて食べづらい
→ 特にシニア犬や歯が弱い犬、歯がない保護犬は、噛むのがつらく感じてしまいます。 - 飽きてしまった
→ 毎日同じ味だと、犬も飽きてしまうことがあります。嗜好性の高いトッピングで変化をつけてみましょう。 - ストレスや環境の変化
→ 引っ越しや家族の変化、季節の変わり目などが食欲に影響することもあります。 - 体調不良・病気のサイン
→ 胃腸の不調、口内炎、歯周病、発熱などが原因の可能性も。元気や便の様子もあわせて観察しましょう。
これらの原因を踏まえて、まずは「なぜ食べないのか」をよく観察することが大切です。



たとえば…
- ドライフードをぬるま湯でふやかしてやわらかくする
- 電子レンジでほんのり温めて香りを引き立てる
- 少量のウェットフードや野菜、ささみなどをトッピングする
こうしたちょっとした工夫で、驚くほど食べてくれることもありますよ。
愛犬の気持ちや体の変化に気づいてあげることが、最適なフード選びの第一歩です。



「今日はちょっと気分じゃないな…」
そんな日もあるから、やさしく見守ってくれると嬉しいな。
シニア犬・保護犬に多い「食べない悩み」の背景
シニア犬や保護犬がごはんを食べてくれない…そんな悩みを抱える飼い主さんは多いです。
この背景には、年齢や過去の経験、そして体の状態など、さまざまな要因が関係しています。



我が家も、ラテまるのご飯食べない問題には悩まされました。
ご飯を食べない問題については、こちらの記事で詳しく解説しています。


まず、シニア犬になると、嗅覚や味覚が衰えて食欲が落ちやすくなります。
また、歯や口の中にトラブルがあると、食べたくても食べられないこともあります。



ラテまるは、歯がないので、まさにこのような感じでした。
歯がなくてもご飯は食べられるの?と疑問をお持ちの方は、こちらの記事をご覧ください。


保護犬の場合、過去に栄養状態が悪かったり、虐待などの経験から「食べること」に不安を感じている場合があります。
元繁殖犬だった子は、同じ場所で同じフードしかもらっていなかったケースも多いです。
そんなワンちゃんには、やさしく声をかけながら、ごはんの時間を安心できるひとときにしてあげましょう。
「ごはんってうれしい」をもう一度感じてもらうことが、シニア犬や保護犬に合った食事を見つけるための大切なスタートになります。
焦らず、少しずつ慣らしていくことが大切ですね。





ゆっくりでいいよ。ラテまるも少しずつごはんが楽しみになったからね。
ウェットとドライの違いとそれぞれの選び方


ウェットフードとドライフードの違いや特徴
どちらにもメリット・デメリットがあるので、わんちゃんの状態や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
まずは、それぞれの特徴を比べてみましょう。
ウェットフードの特徴


- 水分量が約75%と高く、柔らかくて食べやすい
- 香りが強く、嗜好性が高いため食いつきが良い傾向
- 歯が弱いシニア犬や保護犬に向いている
- 開封後は日持ちしにくく、早めに使い切る必要がある
- 冷蔵保存が必要で、保管や持ち運びにやや手間がかかる
ドライフードの特徴


- 水分量が10%以下でカリカリとした食感
- 保存性が高く、常温で管理できるため扱いやすい
- 歯ごたえがあるため、歯石予防に期待される
- コストパフォーマンスが良く、量の調整もしやすい
- 歯がない子にはそのままだと硬すぎることも
このように、ウェットは「食べやすさ重視」、ドライは「手軽さと保存性重視」と覚えておくと分かりやすいですね。
愛犬がシニアで歯がない場合や、保護犬で食に慎重な子には、最初はウェットタイプから試してみるのがおすすめです。
いちばん大切なのは、わんちゃん自身が「おいしく、安心して食べられるごはん」を見つけること。
その子に合うスタイルを一緒に探していきましょう。



やわらかくていい香りのごはん、ラテまるも好きだよ〜!
歯がない犬にはどちらが向いている?
歯がない、または歯が弱いわんちゃんにとって、食事のしやすさはとても大切ですね。
ウェットフードは柔らかく、水分が多いため、歯がない犬でも食べやすいとされています。
特にシニア犬や歯周病などで歯を失った犬には、ウェットフードが適しているでしょう。
一方、ドライフードは硬さがあるため、そのままでは食べづらいかもしれません。
しかし、ドライフードをぬるま湯でふやかすことで、柔らかくして与えることも可能です。
この方法なら、ドライフードの栄養バランスを維持しつつ、食べやすさも確保できますね。
愛犬の好みや健康状態に合わせて、最適な方法を選んであげてください。





ラテまるも歯がなくなっちゃったけど、ママが柔らかいご飯を出してくれるから、毎日おいしく食べてるよ。
忙しい共働き家庭に合うのはどっち?
共働きで忙しいご家庭では、愛犬の食事管理を手軽に行いたいものです。
- 保存性が高い
水分量が少なく、常温で長期間保存が可能です。 - 計量が簡単
一食分を手軽に計量でき、与える量の管理がしやすいです。 - 自動給餌器の利用が可能
決まった時間に自動で給餌でき、忙しい日常に適しています。
- 保存が難しい
開封後はすぐに使い切る必要があり、保存が難しいです。 - 手間がかかる
保存や取り扱いに手間がかかるため、忙しい家庭では管理が難しい場合があります。
愛犬の嗜好や健康状態に応じて、ドライフードに少量のウェットフードをトッピングする方法があります。これにより、食欲を刺激しつつ、手間も最小限に抑えられます。
家庭の状況や愛犬の好みに合わせて、最適な方法を見つけてください。



ママとパパが忙しくても、おいしいごはんを用意してくれて嬉しいな!
共働き家庭で犬を飼おうと思っている方は、こちらの記事もご覧ください。


栄養バランスの面ではどう違う?
愛犬の健康を考える際、食事の栄養バランスは非常に重要です。
ウェットフードの特徴
- 高い水分含有量
水分を多く含み、食欲が落ちている犬や水分摂取が必要な犬に適しています。 - 嗜好性が高い
香りや味が豊かで、食いつきが良い傾向があります。 - 消化が良い
柔らかく、消化に優れているため、消化機能が弱い犬にも適しています。
ドライフードの特徴
- 栄養バランスが整っている
主食として必要な栄養素を効率的に摂取できる製品が多いです。 - 保存性が高い
水分含有量が少なく、常温で長期間保存が可能です。 - 経済的
価格が比較的安価で、コストパフォーマンスに優れています。
注意点
- 製品の種類
ウェットフードには、「総合栄養食」「一般食(副食)」「おかずタイプ」などがあり、主食として与える場合は「総合栄養食」と表示されているものを選ぶことが重要です。 - 栄養基準の確認
総合栄養食は、AAFCO(米国飼料検査官協会)やFEDIAF(欧州ペットフード工業会連合)の栄養基準を満たしている製品が多く、安心して与えることができます。
製品パッケージの表示をよく確認し、愛犬のライフステージ(子犬、成犬、シニア犬など)や健康状態に合ったものを選ぶことが大切です。
シニア犬向けや小型犬用など、細かく分類されている製品もありますよ。


安心して「主食」として与えられるフードです。


AAFCOの基準を満たしたレシピで、高タンパク・低脂質のバランスにも配慮されています。



「総合栄養食」って書いてあるか、ちゃんとチェックしてね〜
シニア犬・保護犬に合うごはんの選び方
シニア犬や保護犬のごはんを選ぶときは、その子の体調やこれまでの経験をよく考えることが大切です。
まずは以下のポイントを押さえましょう。
シニア犬には、消化にやさしくて栄養たっぷりのごはんを
- 年齢とともに消化機能が低下するため、良質なタンパク質を適度に含み、脂肪分は控えめなものがベスト。
- 噛む力が弱っている場合は、やわらかく食べやすい形状のものがおすすめです。
保護犬には、安心して食べられる香り・食感がポイント
- 初めて家庭で暮らす保護犬は、環境の変化で食欲が落ちがち。
- そんな時は、香りが強く嗜好性の高いウェットフードが役立ちます。
- 「食べてくれた!」という経験が、心の安定にもつながっていきます。
少しずつ試して、愛犬にぴったりのスタイルを見つけよう
- 最初から完璧を目指さず、反応を見ながら少しずつ試すのがおすすめです!
- 不安なときは、かかりつけの動物病院で相談してみましょう。
やさしさと栄養を兼ね備えた「手づくりごはん風フード」も人気!
最近では、獣医師や専門家が監修したウェットタイプの総合栄養食も増えています。
中でも【ココグルメ】と【ペトコトフーズ】は、やわらかくて食べやすい手作り風ごはんとして、シニア犬や保護犬に人気です。
\実際に試したレビューはこちら/







ラテまるも、ココグルメと出会ってごはんが楽しみになったよ!
食べない悩みに効く!うちの子に合うごはんの見つけ方


無理にドライを与えなくてもいい理由
愛犬がドライフードを食べてくれないと、心配になりますよね。
でも、無理にドライフードを与え続ける必要はありません。
ドライフードには保存性や栄養バランスの良さなどのメリットがありますが、愛犬が食べてくれなければ意味がありません。
食事は愛犬の健康維持にとって重要な要素です。
食べやすさや嗜好性を考慮して、ウェットフードや手作り食など、他の選択肢を検討することも大切です。
愛犬の好みや体調に合わせて、柔軟に対応してあげましょう。



ドライフードが苦手だったけど、ママがいろいろ工夫してくれて嬉しかったよ!
食いつきを良くするちょっとした工夫
愛犬の食欲が落ちているときには、ちょっとした工夫で「食べたい気持ち」を引き出すことができます。
以下のような方法を、愛犬の好みに合わせて試してみてくださいね。
- ドライフードにウェットフードを混ぜる
香りや風味が増して、食欲が刺激されやすくなります。 - 人肌程度にフードを温める
香りが立ち、よりおいしそうに感じられるようになります。 - フードの形状やサイズを変える
小さく砕いたり、ぬるま湯でふやかすと、食べやすくなることがあります。 - トッピングで変化を加える
ささみやかぼちゃなど、犬が好きなものを少量加えると、興味をひきやすくなります。
同じフードでも、少しのアレンジで食いつきがぐんと変わることがあります。
大切なのは、無理なく続けられる方法を見つけてあげること。
愛犬の年齢や体調に合わせて、いろいろな工夫を試してみましょう。





飼い主ママがごはんを温めてくれると、いい香りがして食べたくなるんだよね🐾
思いきってウェットに変えてみる選択肢
ドライフードを食べてくれない場合、思いきってウェットフードに切り替えるのも一つの選択肢です。
ウェットフードは水分含有量が高く、香りや味が豊かで、食欲をそそる特徴があります。
特にシニア犬や歯が弱い犬にとって、柔らかい食感は食べやすさを向上させます。
ただし、ウェットフードは開封後の保存期間が短いため、適切な管理が必要です。
栄養バランスを考慮して、総合栄養食と表示されているものを選ぶことが大切です。
愛犬の健康と好みを考えながら、最適なフードを選んであげましょう。





ウェットフードって、おいしくて食べやすいから大好きだよ。
ラテまるがパクパク食べたごはんとは?
ラテまるをお迎えした直後、環境の変化からか2日間ほとんど食事をとらず、3日目になってようやく少しずつ食べ始めました。
ご飯食べない問題については、こちらの記事で詳しく紹介しています。


最初に試したのは、ニュージーランド産の高品質なフレッシュドッグフード「ブッチ」でした。
当初はとても食いつきが良く、安心して与えていましたが、時間が経つにつれて食欲にムラが出るように…。
そんな折、ブッチの販売終了を知り、代替フードを探すことに。そこで出会ったのが、「ココグルメ」と「ペトコトフーズ」
どちらも国産のフレッシュドッグフードです。
ブッチの代替フードをお探しの方は、こちら記事をご覧ください。


まずは両方のお試しパックを注文し、ラテまるに与えてみました。
驚いたことに、どちらのフードにもラテまるは目を輝かせて飛びつき、あっという間に完食。
特に「ココグルメ」は食べやすそうで、食いつきも一段と良かったため、我が家では定期購入を決めました。
「ペトコトフーズ」も好反応でしたが、ラテまるには「ココグルメ」の方が合っていたようです。
この経験から、愛犬の好みや体調に合わせてフードを選ぶことの大切さを実感しました。







次の章で、お試しパックについて詳しく紹介するね。



「うちの子も食いつきが悪くて…」とお悩みの方は、ぜひ一度お試しパックで様子を見てみてくださいね。
お試しセットで気軽に比べてみよう
愛犬に合うフードを見つけるためには、いろいろな種類を試してみることが大切です。
最近では、少量ずつ試せるお試しセットを提供しているメーカーも多くあります。
これを利用すれば、愛犬の好みや体調に合わせて、最適なフードを見つけやすくなります。
お試しセットはコストを抑えつつ、複数の味や食感を一度に試せるのが魅力です。
最近は国産のプレミアムフードや、シニア犬・保護犬向けに特化したフードのセットも増えています。
「ココグルメ」や「ペトコトフーズ」などでは、シニア犬や歯のない犬でも食べやすいやわらかいレシピが用意されています。
いきなり定期購入をする前に、まずは愛犬の反応を見てから選べるのが嬉しいポイントです。
お試しセットは、WEB限定で送料無料だったり、特別価格になっていることも多いので、公式サイトをチェックしてみましょう。
愛犬のためのベストなごはん選び、一歩ずつ楽しく進めていきたいですね。







いろんなごはんを試してくれたおかげで、ラテまるもお気に入りが見つかったよ〜🐾
まとめ|ウェットとドライの違いを知って、「うちの子にぴったり」が見えてきたら…?
どんなに栄養バランスが良くても、愛犬が食べてくれなければ意味がありません。
だからこそ、ウェットフードとドライフード、それぞれの違いを知って、わんちゃんの体調や性格に合ったごはんを選ぶことが大切です。
焦らず、ゆっくり。あなたのその優しさが、愛犬にとって最高の安心になります。
項目 | ウェットフード | ドライフード |
---|---|---|
水分含有量 | 約75%と多い | 約10%と少なめ |
食べやすさ | 柔らかくて食べやすい | 歯が弱い子には硬め |
香り・嗜好性 | 強くて食欲を刺激 | 香りはやや控えめ |
保存性 | 開封後は日持ちしない | 常温保存OKで長持ち |
向いている子 | シニア犬・歯がない子・保護犬 | 若い犬・しっかり噛める子 |
手軽さ | 手間がかかることも | 計量しやすく管理も楽 |
大切なのは、「正解」を見つけることではなく、「その子に合ったごはん」を見つけてあげること。
「うちの子にぴったりかも」と思えるフードが見えてきたら、まずは少量から試してみるのが安心です。
我が家のラテまるも、いろんなごはんを試してようやくお気に入りに出会えました。



今日よりもっと楽しいごはん時間になりますように。