
うちの保護犬チワワ、ひとりにするとソワソワして落ち着かないんです…



もしかして分離不安かも?
そんなお悩み、あなただけではありません。
保護犬は、過去の経験から強い不安を感じやすく、特にチワワのような繊細な犬種は「分離不安」になりやすい傾向があります。
でも安心してください。
わたしの家にも、同じように分離不安ぎみだった保護犬チワワ「ラテまる」がいます。
この記事では、「保護犬 分離不安」の原因や症状、わが家で実践して効果があった具体的な対策まで、やさしく丁寧に解説します。



もし今、愛犬との生活に少しでも不安を感じているなら、そのモヤモヤ、この記事でスッキリ解消できます。
「この子ともっと安心して暮らしていきたい」
そんなあなたの想いに、きっと寄り添える内容です。続きをぜひご覧ください。
分離不安の原因とは?保護犬・チワワに多い理由も解説


保護犬のチワワが分離不安になりやすい理由や、その原因について解説します。
分離不安ってなに?保護犬によくある心のサイン
犬が飼い主と離れることに強いストレスを感じ、その結果として問題行動を引き起こす状態のことです。
犬にとっては「ひとりになること」がとても不安で、どうしたらいいかわからなくなってしまうんですね。
保護犬は過去の経験から不安を感じやすく、分離不安になりやすい傾向があります。
具体的な症状には、飼い主の外出時に鳴き続ける、家具を噛む、トイレを失敗するなどがあげられます。
さらに状態が悪化すると、自分の体をなめ続けたり、尻尾を追い回すような自傷行動が見られることも。
これらの行動は、犬が感じている強い不安や孤独感を、自分なりに落ち着けようとして出るサインといえるでしょう。
早めに気づいて対策をとることができれば、犬も安心して過ごせるようになりますし、飼い主にとっても心に余裕が生まれます。





ママがいないと、すごく不安になっちゃう。
チワワが特に分離不安になりやすい理由
チワワはその小さな体と愛らしい見た目から、飼い主にとって非常に可愛がられる存在です。
しかし、その反面、チワワは非常に繊細で警戒心が強く、飼い主への依存心が高い犬種でもあります。
このような性格のため、チワワは飼い主と離れると強い不安を感じてしまい、分離不安につながることが多いのです。
チワワは小さな音や動きにも敏感で、吠えやすい傾向があるため、留守番中に不安を感じて吠え続けることもあります。





ママの気配がないと、ちょっぴりドキドキしちゃうんだ〜。
元繁殖犬のチワワが感じやすい不安の正体
元繁殖犬として過ごしてきたチワワは、一般的な家庭犬とは異なる環境で育ってきたため、特有の不安を感じやすい傾向があります。


繁殖犬としての生活では、人とのふれあいがほとんどなく、名前で呼ばれることもなかった子が多いと言われています。
そんな環境から突然「家庭」に来た子たちは、何もかもが初めてで、怖くてたまらないのです。
また、過去の経験から、飼い主がいなくなることに対して過剰な反応を示すこともあり、分離不安の症状が現れやすくなります。



新しいおうちに来たばかりの頃は、ちょっと怖かったんだ。
繁殖犬については、この記事で詳しく解説しています。


家族が共働きだと分離不安は悪化する?
共働きの家庭では、犬が一人で過ごす時間が長くなってしまいます。
このような環境では、犬が飼い主と過ごす時間が限られ、分離不安の症状が悪化する可能性があります。
特に、保護犬やチワワのように飼い主への依存心が強い犬種では、長時間の留守番がストレスとなり、問題行動が増えることがあります。
そのため、共働きの家庭では、犬が安心して過ごせる環境を整えることや、留守番中のストレスを軽減する工夫が必要です。
※具体的な工夫については、後の章「我が家で効果があった5つの対策」などで詳しく紹介しています。



ママとパパが工夫してくれるから、お留守番もがんばれるんだ〜♪
共働き家庭での留守番対策については、こちらの記事で詳しく解説しています。


分離不安の症状チェックと対応方法


保護犬のチワワが分離不安を抱えている場合、どのような症状が現れるのでしょうか。
また、どのように対応すればよいのでしょうか。
以下に、分離不安の症状とその対応方法について解説します。
分離不安のよくある行動例|吠える・ついてくる・破壊行動など
分離不安を抱える犬は、飼い主が外出する際や留守中に、以下のような行動を示すことがあります。
- 飼い主の外出時に激しく吠える
- 飼い主の後を常に追いかける
- 家具やドアを噛むなどの破壊行動をする
- トイレ以外の場所で排泄する
- 自分の体を過度に舐める、自傷行為をする
これらの行動は、犬が感じている不安やストレスの表れです。特に、保護犬やチワワのように繊細な犬種では、分離不安の症状が顕著に現れることがあります。



ママがいないと、すごく不安になっちゃうんだ〜。
我が家のチワワに見られた実際の症状



我が家の保護犬チワワ「ラテまる」は、元繁殖犬として長い時間を過ごしてきました。
初めての家庭生活の中で、戸惑いや不安が見られる場面もありました。
特に印象的だったのは、ふだんはほとんど声を出さないラテまるが、外出時になると小さな声をふるわせて吠えていたことです。
ラテまるは声帯がないため、大きな声は出ません。
それでも、「行かないで」という気持ちを伝えようとしていたのかもしれません。
その姿に、私たちも胸がぎゅっとなったのを覚えています。


また、クッションや家具を噛むような破壊行動は見られませんでした。
それはおそらく、歯がほとんどないという体の事情もあったのかもしれません。
トイレについても、基本的にはしっかりできていました。
ただ、お迎えして間もないころには、環境の変化や緊張からか、たまに別の場所で排泄してしまうことも。
それも、少しずつ環境に慣れていくなかで自然と落ち着いていきました。



こうした経験を通じて、「最初はどの子も不安でいっぱいなんだ」と改めて感じました。
もし今、同じような状況で悩んでいる方がいたら、焦らず見守ってあげてください。



ちっちゃな声だけど、「ママ〜」ってがんばって呼んでたんだよ!
保護犬チワワの分離不安を見極める3つのポイント
保護犬チワワの分離不安を見極めるためには、以下の3つのポイントに注目しましょう。
- 飼い主の外出時や留守中の行動を観察する
- 帰宅時の犬の反応を確認する
- 日常生活での犬の行動パターンを把握する
これらのポイントをチェックすることで、犬が分離不安を抱えているかどうかを判断する手助けになります。特に、留守中の行動を確認するために、ペットカメラなどを活用すると良いでしょう。


我が家ではFurboドッグカメラを使って、ラテまるの様子を確認しています。
お留守番中の行動や安心して過ごせているかを把握できるので、とても心強い存在です。
Furboの詳細や我が家の使い方は、第5章で詳しくご紹介しています。



ママがいないときのラテまるの様子、見てみてね〜。
分離不安に気づいたとき、やってはいけないNG行動
分離不安に気づいたとき、以下のような行動は避けましょう。
- 留守番中の問題行動を叱る
- 過度に構いすぎる
- 外出時や帰宅時に大げさなリアクションをする
これらの行動は、犬の不安をさらに増幅させる可能性があります。特に、留守番中の問題行動を叱ることで、犬は「飼い主が帰ってくると怒られる」と学習し、帰宅時にも不安を感じるようになることがあります。
代わりに、飼い主が落ち着いた態度で接することで、犬も安心しやすくなります。



怒られるともっと不安になっちゃうよ。
分離不安への我が家の対策と工夫


我が家で効果があった5つの対策
ラテまるは、お迎え当初から大きな問題行動や強い分離不安の症状は見られませんでした。
けれど、不安そうな様子も見られたので、ラテまるが安心できるよう工夫を重ねました。
その中で実践してよかったと感じたのが、次の5つの対策です。
- 出かけるときに静かに出発する
- 飼い主のにおいがついた毛布を置いておく
- ごほうびおもちゃで気を紛らわせる
- 帰宅後すぐに過剰にかまわないよう意識する
- Furboで様子を確認し、安心できる声かけをする
こうしたちょっとした工夫を毎日の中に取り入れることで、ラテまるは安心して過ごせるようになりました。
不安そうなそぶりを見せることがあっても、これらの対策をしていると落ち着いた様子に戻ってくれたのが印象的でした。





ママが静かに出かけてくれると、なんだか安心できるんだ〜。
チワワが安心できるお留守番環境づくり
環境を整えることは、分離不安の対策としてとても効果があります。
特にチワワのように小柄で繊細な犬種には「自分の安心できる場所」があることが大切です。
- 狭くて囲まれたスペースを用意する
- ケージの中に好きな毛布やクッションを置く
- 光や音の刺激をできるだけ減らす
- 「ここにいると落ち着ける」と思える環境を作る
ラテまるはお気に入りの毛布があるときが一番落ち着いていました。
環境は小さなことの積み重ねなので、ぜひ試してみてください。





ラテまるのお気に入りの毛布、ふわふわで安心するんだ〜♪
使ってよかった安心グッズ|見守り・におい・空間づくり
グッズの力を借りることで、不安をやわらげる手助けができます。
特に我が家で活躍したのは次の3つです。
「見守り」「におい」「安心できる空間」がキーワードでした。
- ファーボ(見守りカメラ)で外出先から声かけ
- 飼い主の服やブランケットをそばに置く
- お気に入りのスペースを用意して落ち着ける環境に
ファーボは、離れていてもつながっている感覚があり、ラテまるにとっても私たちにとっても心強い存在になりました。





ママの声が聞こえると安心するんだ〜!
外出前と帰宅時にやるべきこと・やらないほうがいいこと
実は「出かける前」と「帰ったあと」の行動も、分離不安に大きな影響があります。
感情的な別れや再会は、犬にとって「外出=大事件」になってしまうからです。
- 外出前は静かに行動する(バイバイは言わない)
- 帰宅後はまず飼い主自身がリラックスして、すぐに過剰にかまわない
- 落ち着いてから「おかえり」を言う
このような「フラットな対応」を意識すると、ラテまるも安心した表情で迎えてくれるようになりました。



ママが静かに出かけると、ぼくも落ち着いて待てるよ。
保護犬チワワの分離不安を家族みんなで乗り越えるために


子どもと一緒にできる!分離不安対策の工夫



分離不安のあるチワワと暮らすには、子どもたちの協力も大切です。
子どもたちにもできるサポートはたくさんあります。
静かに話しかけてあげたり、お気に入りのおもちゃをそっとそばに置いてあげたり。
「わんちゃんも不安な気持ちを感じるんだよ」と伝えるだけでも、子どもはしっかり理解してくれます。
- 静かに寄り添ってあげる
- 声のトーンを優しくする
- 急な動きや大きな音を控える
こうした「優しい関わり」は、子どもの心も育ててくれる貴重な体験になります。





小さいお姉ちゃんが、そっとおやつくれるとき、すっごく嬉しいんだ。
飼い主の不安がチワワに伝わる理由とは?



犬は、飼い主の感情にとても敏感です。
飼い主が不安そうにしていると、それがそのまま犬にも伝わってしまいます。
出かけるときに「大丈夫かな…」と不安な顔をしていると、犬は「何か怖いことが起きるの?」と不安になります。
安心させたいときこそ、飼い主が落ち着いて行動することが大切なんです。
- 笑顔で声をかける
- ルーティンどおりに準備する
- ゆったりとした動作を心がける
「行ってくるね〜」を優しく伝えるだけでも、犬の心はずいぶん落ち着くんですよ。





ママの笑顔があると安心するよ。
「かわいそう」と感じるときの気持ちの整え方
分離不安の様子を見ていると、「ひとりにさせてかわいそう…」と思うことってありますよね。
でも、かわいそうと思って過剰に構ってしまうと、逆に不安を強めてしまうこともあるんです。
「この子はがんばってる」って信じてあげることも、優しさのひとつなんです。
できたことをたくさん褒めて、少しずつ「できる」を増やしてあげましょう。
- ひとりで待てたら「えらいね」と声をかける
- できたことに注目する
- できなかったことは責めない
飼い主の気持ちが穏やかだと、犬もリラックスしやすくなります。
焦らず、ゆっくり一緒にステップアップしていきましょうね。





できたって褒められるの、大好きなんだ〜!
共働き家庭のチワワの分離不安|リアルな1日
共働きでの暮らしは忙しいけれど、ラテまるとの時間はできるだけ大切にしています。
ちょっとした工夫で、犬の不安は軽くなるんです。
ここでは、簡単に1日の流れをご紹介します。
- 朝:軽い散歩とごはん、安心できる声かけをして出勤
- 日中:ファーボで様子をチェック
- 夕方:帰宅後すぐは落ち着いて接する
- 夜:たっぷりスキンシップと遊び時間
毎日の積み重ねが、ラテまるの安心につながっていると実感しています。





みんなが工夫してくれるから、ぼくもちゃんと待てるんだよ〜。
保護犬チワワの分離不安に悩んだ私たちの体験


分離不安を乗り越えて変わったこと
ラテまるとの生活が始まったばかりのころ、分離不安のような様子がほんの少しだけ見られました。
大きな問題行動はありませんでしたが、それでも新しい環境に戸惑い、不安を感じていたのだと思います。
保護犬として新しい一歩を踏み出したラテまるにとって、家族の存在は何よりの安心材料でした。
私たちはそんなラテまるの気持ちに寄り添いながら、少しでも安心して過ごせるように工夫を重ねてきました。
見守る日々の中で、ラテまるも少しずつ落ち着きを取り戻していったのです。
今では、お留守番の時間も穏やかに過ごせるようになり、私たちも安心して出かけられるようになりました!
小さなサインを見逃さず、寄り添うことの大切さをあらためて実感した経験でした。





みんながそっと見守ってくれるから、ぼくも落ち着いて待っていられるんだ。
同じ悩みを持つご家族へのメッセージ



分離不安に悩むご家族の皆さんへ。
焦らず、愛犬のペースに合わせて少しずつ進めていくことが大切です。
我が家も最初は不安でいっぱいでした。
でも、ラテまるの小さな成長を喜びながら、一歩一歩進んできました。
大切なのは、愛犬の気持ちに寄り添い、安心できる環境を整えてあげることです。





最初は不安だったけど、みんなの愛で安心できるようになったよ。
我が家が選んだ「安心できる環境」とは
ラテまるが安心して過ごせるように、我が家ではいくつかの工夫を取り入れています。
ちょっとした工夫の積み重ねが、「お留守番は怖くない」と思える環境づくりにつながりました。
- お気に入りの場所にクッションや毛布を置く
- 最初は短時間の外出から慣らしていく
- 帰宅後は落ち着いて接する
- Furboで様子を確認&優しく声かけ
特に、Furboドッグカメラは我が家にとって心強いアイテムになりました。
外出先でもラテまるの様子が見られる安心感はもちろん、声をかけたりおやつをあげたりできることで、離れていてもつながっていられるように感じます。
こうした安心感があるだけで、飼い主の不安もぐっと減り、ラテまるもリラックスして過ごせるようになったと感じています。
保護犬やチワワのように繊細な性格の子には、見守りツールがあると本当に助かります。



ママの声が聞こえると、ひとりでもちょっと安心できるんだ。
実際に我が家で使っているFurboドッグカメラについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。




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まとめ|保護犬の分離不安には「寄り添う気持ち」と「環境づくり」が大切
保護犬の分離不安は、飼い主との信頼関係や安心できる環境を少しずつ整えることで、必ずやわらいでいきます。
焦らずゆっくり、愛犬のペースに合わせてあげることが何より大切です。
ポイント | 内容 |
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分離不安とは? | 飼い主と離れることへの不安から、問題行動を起こす状態。特に保護犬やチワワに多い。 |
チワワがなりやすい理由 | 繊細で依存心が強く、警戒心も強いため不安を感じやすい。 |
元繁殖犬の特徴 | 人との接触が少なく、新しい環境に慣れるのに時間がかかる。 |
我が家の対策 | 環境づくり・Furboの活用・静かな外出など、安心できる習慣を取り入れた。 |
家族の協力 | 子どもも一緒に関わり、やさしく接することで犬の心も落ち着く。 |
家族みんなの温かい気持ちと少しの工夫が、愛犬にとって大きな安心につながります。
完璧じゃなくていいんです。あなたの優しさが、ちゃんと伝わりますから。



安心できる毎日は、家族のやさしさでできてるんだよ♪