
チワワって本当に可愛くないのかな?



気持ち悪いって言う人もいるし…正直ちょっと不安です。
そんな疑問を持っているあなたへ。
チワワについて調べていると、「チワワ 可愛くない」「チワワ 気持ち悪い」といった言葉が目について、不安に感じてしまうことがあります。
これから初めて犬を迎えようと考えている方にとって、そんな否定的な言葉を見かければ心配になるのは自然なことです。
でも安心してください。
実際に暮らしてみると、チワワは小さな体で家族を守ろうとする勇敢さと、そっと寄り添ってくれるやさしさをあわせ持つ、唯一無二の魅力的な犬種だと気づきます。



この記事を読むことで「なぜそんなふうに言われてしまうのか」という理由と、「本当の魅力」の両方が分かります。
読み終えるころには、チワワの印象がガラリと変わり、家族の一員として迎える決心がきっと固まるはずです。
さあ、誤解されがちなチワワの本当の姿を一緒に見ていきましょう。
きっと新しい発見がありますよ。
チワワが可愛くない 気持ち悪いと思われる7つの理由


目が大きすぎて気持ち悪いと思われることがある
チワワは「アップルヘッド」と呼ばれる頭の形と、大きな瞳が特徴的な犬種です。そのため、初めて見る人にはインパクトが強く「ちょっと気持ち悪いかも」と感じてしまうことがあります。
実際にSNSや口コミでも「目が怖い」といった声が見られることがあり、チワワの大きな瞳は人によって好みが分かれるポイントです。


アップルヘッドについては、こちらの記事で詳しく解説しています。



でも安心してくださいね。
チワワの目が大きいから「怖い」、「気持ち悪い」と感じる人がいますが、本当は違います。
チワワは目が大きいので、嬉しい・悲しいといった感情が表情に出やすい犬種です。
飼い主からすると、気持ちを理解しやすく“愛情深い子だな”と感じやすいのも特徴です。
ただし、目が大きいぶん、ぶつけたり乾燥したりするリスクもあります。
瞳の表面積が広いため涙が蒸発しやすく、ドライアイや結膜炎になりやすいとも言われています。
ご家庭では低い位置の角や突起物を片づける、乾燥が強い時期は加湿器を置くといった配慮が必要です。
おさんぽでは草むらに入らず道の真ん中を歩かせる、室内では家具の角にクッションをつけるなど、ちょっとした工夫でトラブルを防げます。
小さな配慮で、大切な瞳を守ってあげましょう。
- 部屋の低い位置の角や突起物はカバー
- 乾燥する時期は加湿器でケア
- おさんぽは草むらを避けて安全な道を





ラテまるのキラキラおめめ、しっかり守ってね!
プルプル震える姿が不安に見える
チワワが震える様子は「弱々しい」「不安定でこわい」と受け取られやすく、チワワが可愛くないと感じられてしまう理由のひとつです。



ただし、震えの多くはこわがりだけが原因ではありません。
小型犬は体が小さく、基礎代謝が高いため体温調整が苦手です。そのため寒さや濡れたあとの体温調整、うれしさや緊張の高まりなどでもふるえることがあります。


見た目のインパクトにびっくりして「可愛くない」と感じる前に、まずは状況を落ち着いて見分けることが大切です。
共働きやお子さんがいるご家庭では、にぎやかな音や急な動きで驚くことがあります。
静かに休めるクレートやお気に入りの毛布を用意して、「ここに入れば安心」という場所を作ってあげましょう。
おでかけ前は短いお散歩や知育トイで発散させると心が落ち着き、ふるえも減りやすくなります。
一方で、まれに低血糖や体の不調が原因の場合もあります。
遊んで元気なのに震えるときは心配いらないことが多いですが、ぐったりして震える場合は注意が必要です。
食事の間隔を空けすぎない、水分を切らさないなど基本的なケアを心がけ、元気がないふるえが続くときは早めに動物病院に相談しましょう。
- 見た目で決めつけず、状況(寒さ・濡れ・興奮)をチェック
- 防寒対策(服・ブランケット)と静かな避難場所(クレート)
- 出発前の発散(散歩・知育トイ)で心を落ち着かせる
- 遊んで元気なら安心、ぐったり震えるときは受診を検討



さむいときも、どきどきのときもあるよ。やさしく見守ってね!
吠える声で可愛くないと思われることがある



チワワは警戒心が強いことで知られている犬種で、JKC(ジャパンケネルクラブ)の犬種標準にもその性質が記載されています。
その甲高い声や吠える頻度の多さから「うるさい」「チワワは可愛くない」と思われてしまうことがあります。
しかし、吠えるのは「うるさくするため」ではなく、大切な家族を守ろうとする気持ちの表れです。
物音や見知らぬ人に対して知らせてくれる、チワワならではの行動なのです。
改善するには、まず吠える原因を見極めることが大切です。来客や外の音で吠えたら距離を取り、落ち着いた瞬間にごほうびを与えると「静かにするといいことがある」と学習していきます。
罰を与えるよりも、静かにできた瞬間を家族全員でほめることが一番の近道です。



ちなみに、わが家の保護犬チワワ「ラテまる」はそんなに吠えません。
ラテまるは繁殖引退犬で、声帯をカットされてしまっていることも原因のひとつかもしれません。
そのため大きな声で吠えることはなく、普段はとても静かに過ごしています。
繁殖犬については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
それでも、チャイムの音や知らない人が来たときには、小さな声で警戒吠えをすることがあります。大切な家族を守ろうとする気持ちは、しっかりと感じられる瞬間です。
- 「うるさい=可愛くない」ではなく、守りたい気持ちの表れ
- 吠える原因を観察し、安心できる環境をつくる
- 静かにできたらすぐにほめてごほうび
- トレーニングを重ねれば改善できるケースが多い
- ラテまるのように、静かに暮らせるチワワもたくさんいます





ラテまるは大きな声では吠えないけど、
チャイムの音にはちょっとだけ「ワン!」って言うよ。
ラテまるが「ほとんど吠えない理由」については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
舌が出っぱなしで気持ち悪いと思われることがある



チワワの舌が出たままの姿は「気持ち悪い」と思われがちです。



その姿がかわいいのになぁ…
しかし、実際には癖だけでなく、歯の抜けや噛み合わせの問題、そして“ハンギングタング”と呼ばれる状態が関係していることがあります。
口の構造や歯の状態で舌を口の中に収められず、常に少し出てしまう状態のことです。医学的には特別な病気ではなく、多くの小型犬やシニア犬で見られる特徴のひとつです。
とくに小型犬は歯が密集していて歯周病になりやすく、歯が抜けてしまうと舌をうまく収められなくなります。
そのため、ぺろっと舌が出てしまうのです。
見た目に驚く方もいますが、犬にとっては大きな問題ではないことが多いです。



わが家の保護犬チワワ「ラテまる」は、繁殖引退犬としてお迎えした時にはすでに歯が全部抜け落ちていました。
ラテまるの歯がない理由について、詳しくはこちらの記事で解説しています。
その影響もあり、ラテまるはいつも舌が少し出ています。最初は「変かも?」と思う人がいるかもしれませんが、毎日一緒に暮らしていると、その姿がとても愛おしく感じられるんです。
ごはんを食べて満足したとき、安心してお昼寝しているとき、ぺろっと舌がのぞく顔は、思わず笑顔になるほどかわいいものです。




今では、舌が出ていることこそがラテまるらしさを引き立てるチャームポイントになっています。気持ち悪いと思われがちな姿も、飼い主にとっては唯一無二の個性であり、むしろ愛情を深めるきっかけになるのです。



ラテまるのペロッと出た舌、かわいいでしょ?
チワワが舌を出す理由や特徴をさらに知りたい方は、こちらの記事も参考になります。


細い体や折れそうな脚が可愛くないと思われることがある



チワワは世界で最小クラスの犬種です。
その細くて華奢(きゃしゃ)な体つきから「折れそう…」「チワワは可愛くない」と感じられることもありますが、正しいお世話で安心して暮らせます。
特に飛び乗ったり飛び降りたりする行動は、骨折や膝蓋骨脱臼(パテラ)のリスクにつながるため、チワワを飼う家庭では注意が必要です。
詳しくは「チワワなのに猫みたい?」という記事でも、飛び乗り・飛び降りの危険性とその対策を解説しています。
でも安心してください。ステップやスロープを設置するだけで、リスクはぐっと下がります。ソファやベッドには低いステップを用意し、足への衝撃をやわらげるようにしましょう。
また、床にはラグを敷いてすべりにくくし、滑って脚をひねる事故も防げます。


暑かったみたいで、フローリングで涼んでいるラテまる





理想体重は1.5〜2.5kg。ラテまるは2.2kgです。
やせすぎも太りすぎも関節に負担になるので、月1回の体重チェックを家族で習慣にすると、健康と安心が両立します。
その小ささは弱さではなく、守ってあげたくなる魅力です。
慎重にケアすれば、「可愛くない」なんて思う人はいないはずです。むしろ、小ささがチワワらしさを引き立てる大きな魅力になるでしょう。
配慮ポイント | 理由 | 家庭での工夫 |
---|---|---|
高い所へのジャンプ禁止 | 関節や骨への負担 | ステップやスロープを設置 |
床のすべり防止 | 滑って転倒しやすい | ラグやマットを敷く |





すべりやすい場所には気をつけてるよ。あんしんのおうちがいちばんだよね!
抜け毛が多くて気持ち悪いと感じる人も



チワワはダブルコートと呼ばれる二重構造の被毛を持つため、一年を通して毛が抜ける犬種です。
そのため「毛が落ちて汚い」「気持ち悪い」と思われることもあります。
抜け毛は多いですが、体が小さいので毛量自体は少なく、こまめなブラッシングで十分に清潔を保てます。
スムースコートは短い毛が頻繁に抜け替わり、ロングコートは毛が絡まりやすいのが特徴です。ロングコートは毎日、スムースコートは週1〜2回のブラッシングを習慣にするだけで、毛並みはぐっときれいに保てます。
特に換毛期(春・秋)は抜け毛が増えるので、ブラッシング回数を少し増やすと快適です。





お子さんがいるご家庭では、掃除の負担が気になるかもしれません。
ですが「ブラッシングをこまめにする」「粘着ローラーを使う」といった小さな工夫で、抜け毛対策はぐっと楽になります。さらに空気清浄機やペット用掃除機を取り入れると、家の中の毛が舞いにくくなり、より快適に過ごせます。


また、ロングコートとスムースでは「カットの必要性」や「お手入れのコツ」に違いがあります。被毛の特徴に合わせたケアを知っておくことで、抜け毛の量や清潔さもぐっと変わりますよ。
ロングコートとスムースコートの違いや、お手入れのコツはこちらの記事で解説しています。
皮膚が乾燥しやすい子には保湿タイプのシャンプーを取り入れると安心です。月1回のシャンプーと日々のブラッシングを続ければ、抜け毛はしっかりコントロールでき、さらさらの毛並みをキープできます。


- スリッカーブラシ
被毛のもつれや毛玉をほぐすのに適しています。
- ピンブラシ
全体のブラッシングに使用し、毛並みを整えます。
- コーム
仕上げに使用し、細かい絡まりを取り除きます。



ブラッシングは気持ちいいし、ラテまるの毛もピカピカになるよ!
わがまま・気が強いというイメージで可愛くないと思われることがある
チワワはもともと「警戒心が強くて勇敢」「とても敏感で賢い」タイプといわれ、環境に慣れていないと“つよく見える”行動が出やすいだけです。
この「警戒→吠える・距離をとる」といった反応が目立つと、初対面の人には「わがまま」「チワワは可愛くない」と誤解されがちです。



でも安心してください。原因が分かれば行動は変わります。
たとえば、突然知らない人に大声で話しかけられたら、人でもびっくりして身構えてしまいますよね。
チワワが吠えるのも同じで、怖いから追い払おうと声を出しているだけなんです。
そこで、いきなり近づけずに安全な距離から人や音に慣らし、落ち着けたときにごほうびを与えると、「吠えなくても大丈夫」と学習していきます。
短い時間で成功体験を積み上げるのがコツです。



叱るより、落ち着けた瞬間を強化するほうが早道ですよ。
ワンちゃんとの信頼関係の築き方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ラテまるも、縄張り意識が強くて、自分のテリトリーに知らない人が入ってくると全力で阻止しようとします。
飼い主にはとても忠実ですが、知らない人には警戒心が強いタイプです。
そこで、来客の前に短いお散歩で発散させる、玄関から見えない位置にクレートを置く、落ち着けたら静かな声でほめる、という流れを家族でそろえました。
今では、最初に「ワン」と知らせた後は、自分からクレートに入り、落ち着いていられることが増えています。





ゆっくりなら、仲よくなれるよ!
チワワの性格については、こちらの記事で詳しく解説しています。


実際に暮らしてわかるチワワの本当の姿


見た目と性格のギャップに驚く



小さな体に反して、チワワはとても勇敢で家族思い、ギャップのある性格が魅力です。
最初はおめめが大きくてドキッとしても、暮らすほどに「甘えんぼ・人が好き・守ってくれる」面が見えてきます。警戒心は慣れや経験でやわらぎます。
来客時は、はじめは別室で落ち着かせて、においを確かめたら少しずつ距離を縮める。成功したら静かな声でほめる。これだけで表情は変わります。
ギャップを知ると「チワワ可愛くない?いや、めちゃくちゃ可愛い」に変わるはず。
チワワは家族に寄り添うパートナーです。誤解されがちな部分も、実際に暮らすと大きな魅力に変わっていきます。





ちいさいけど、こころは大きいよ!
保護犬チワワ「ラテまる」との暮らしの体験談



チワワは、ゆっくり信頼を積み上げると、だれよりも深く甘えてくれる存在になります。
ラテまるを保護犬としてお迎えしたばかりの頃は、緊張からなかなか心を開いてくれませんでした。


小さな物音にも敏感に反応して体を震わせ、落ち着かない様子が続いていたのです。
そこで、静かな部屋に毛布を敷き、安心できる環境を整えてあげました。そして「だいじょうぶ」「いい子だね」といった短い声かけを決め、落ち着けた瞬間にやさしく声をかけてほめることを繰り返しました。
最初は警戒して距離を置いていたラテまるも、少しずつ表情がやわらぎ、やがて毛布の上で安心した寝息をたてるようになりました。
その瞬間、「この子はようやく家族を信じてくれたんだ」と胸がいっぱいになったのを覚えています。
ラテまるの「飼い始め一週間」の様子については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。


保護犬は「怖い」から震えるのではなく、「まだ新しい環境に慣れていない」だけ。
時間をかけて安心できる空間を用意し、そっと寄り添うことが、信頼を築く第一歩になるのだと実感しました。
保護犬が家庭に慣れるまでの期間については、こちらの記事もご覧ください。



はじめはご飯もなかなか食べてくれませんでした。
お皿を前にしてもじっと見ているだけ…。
でも工夫を重ねていくうちに、少しずつ食べられるようになり、今ではご飯の時間が楽しみになっています。


このときの工夫は保護犬チワワがご飯を食べなかったときの克服方法で詳しくまとめています。



お散歩も最初は歩かず、立ち止まってばかりでした。
無理に引っ張らず、短い時間で切り上げたり、家の前を歩くだけの日もありました。
少しずつ慣れていくことで今では自分から外に行きたがるようになりました。


そのときの記録は保護犬チワワがお散歩で歩かなかった理由と解決のヒントでご紹介しています。
保護犬は「怖い」のではなく「まだ知らない」だけ。
家族のペースで、ゆっくり前へ。きっと、最高の笑顔に出会えます。



ゆっくりでだいじょうぶ。いっしょに歩こうね。
2-3. 子どもがいる家庭でも安心できるチワワの一面



チワワって小さくてかわいい!💖



正しい接し方を教えれば、チワワと子どもはやさしい友だちになれます。
大切なのは「大人がそばで見守る」「犬の休憩時間をつくる」「やさしくなでる」の3つ。
抱っこは大人がサポートし、まずは床でのふれあいから始めましょう。



我が家の末っ子も、ラテまるのことがかわいくて仕方がありません。
ですが、ラテまるの気持ちを考えずに寝ているときに急に抱っこしたり、顔をぐっと近づけたりしてしまうことがありました。
そのたびにラテまるは驚いて警戒し、少し距離をとるようになってしまったのです。
この経験から、子どもには「寝ているとき・ごはん中・トイレ中はさわらない」という約束を徹底しました。
さらに、ラテまるが安心して休めるクレートやベッドを“立ち入り禁止ゾーン”として家族全員で守るようにしたところ、次第に警戒心もやわらぎました。
おもちゃの取り上げもNGにすると、トラブルは防げます。
小さな成功を積み重ねてほめることで、子どもと犬の関係は安心できるものに変わっていきます。
安全第一で、笑顔の時間を増やしましょう。





やさしくなでてくれたら、もっとなかよし!
共働き家庭でも工夫すれば一緒に暮らせる



お留守番の環境を整えれば、共働き家庭でもチワワと快適に暮らせます。
朝に10〜15分の散歩をして、帰宅後にしっかり遊んであげるだけでも、吠えやイタズラの予防につながります。
さらに知育玩具やガムを取り入れると、お留守番中も退屈せず安心して過ごしやすくなります。
お留守番前には軽い遊びで心を満たしてあげましょう。
飼い主さんの匂いがついた毛布や、噛める知育玩具をそばに置いておくと、安心感が増します。
給水や室温の管理も忘れずに行いましょう。一般的に犬のお留守番は4〜6時間程度が目安とされており、長時間になる場合は工夫やサポートが必要です。



我が家ではファーボドッグカメラを活用し、外出先からラテまるの様子を確認しています。
声をかけたり、おやつをあげたりできるので、離れていてもつながっていられるのは心強いですね。
ファーボドッグカメラのレビューは、こちらをご覧ください。
どうしても困ったときは、トレーナーや動物病院に相談してみましょう。プロの視点で、家庭に合った具体的なプランを提案してくれます。
工夫を重ねれば、チワワは共働き家庭でも安心して幸せに暮らせます。





いってらっしゃい!ちゃんと待ってるよ。
共働き家庭で犬と暮らす工夫や心構えについては、こちらの記事にも詳しくまとめています。


チワワが家族に与えてくれる絆と癒し



毎日の小さなふれあいが、家族の会話と笑顔をふやしてくれます。
朝の「おはよう」、仕事から帰ったときの「おかえり」。
しっぽをふるチワワの姿を見るだけで、子どもたちは自然と「やさしくする心」を学びます。
散歩で季節の風を感じる時間、ブラッシングでスキンシップを取る時間。こうした小さな積み重ねが、やがて大きな家族の思い出となり、強い絆につながっていきます。
疲れた日こそ、数分だけでもとなりに座って深呼吸。チワワの温かい体温と存在そのものが、家族に癒しを与え、明日の元気を連れてきます。
チワワは小さな体で、家族の心に大きな安心と笑顔をもたらしてくれる存在です。あなたの暮らしにも、きっと同じように絆と癒しを運んでくれるはずです。





ぎゅっとしよう。
今日もいっしょに、いい日だったね。
チワワの特徴と本当の魅力


大きな瞳は感情を伝えるチワワの魅力



大きな瞳とアップルヘッドはチワワならではの特徴。
表情豊かに気持ちを伝えてくれる大切な魅力です。
犬と人が見つめ合うと、お互いの体内で「オキシトシン(愛情ホルモン)」が分泌されると科学的に報告されています。
チワワはその「見つめる力」に優れた犬種であり、大きな瞳だからこそ家族との絆を深めやすいのです。
家族が笑えばしっぽを振って一緒に喜び、元気がないときにはそっと寄り添う。
チワワの大きな瞳には、そんな気持ちがはっきりと映し出されます。
つまり「大きな目は気持ち悪い」ではなく、「感情を伝えるチワワの魅力」。
そのまなざしは家族にとって安心と癒しを与えてくれる、かけがえのない宝物です。





ラテまるのキラキラおめめ、ほんとは愛情いっぱいなんだよ!
震えるのは怖がりだけでなく体温調整のため



「チワワが震える=怖がりだから」と思われがちですが、それだけが理由ではありません。
寒さ・濡れたあと・強い興奮など、体を守るための自然な行動でもあります。
たとえば、濡れた体をぶるぶると震わせて一気に乾かすのは、哺乳類に共通する効率のよい仕組み。
タオルでやさしく拭いてサポートすれば、より安心です。
冬は洋服や毛布で防寒し、夏は直射日光を避けて涼しい環境をつくる。
こうした季節に合わせた工夫をするだけで、震えはぐっと減ります。特に小型犬や子犬は低血糖になりやすいため、食事の回数を分けてあげると安心です。
一方で「いつもと違う震え」や「元気がない震え」が見られるときは、病気のサインかもしれません。
早めに動物病院を受診することで、大きなトラブルを防げます。


チワワの震えは「怖いから」だけではなく、体温調整や感情表現といった自然な行動。
原因を正しく理解し、対策をしてあげれば「震える姿」も安心して見守れるようになります。



ぬれたらぶるぶるして、すっきり気持ちよくなるよ!
吠えるのは警戒心の強さと愛情表現の裏返し



チワワがよく吠えるのは「うるさいから」ではなく、家族を守ろうとする警戒心の強さのあらわれです。
見慣れない音や人に「ワン!」と知らせるのは、愛情表現のひとつでもあります。
ただし、理由がわかれば対策もできます。
吠える原因に合わせて練習を工夫すれば、日常はぐっと穏やかになります。
- 吠える原因(音・人・来客)を観察し、刺激から少し離す
- 静かにできた瞬間を見逃さずにごほうびを与える
- 練習は短時間で切り上げ、成功体験を積み重ねる
- 家族全員で合図や対応をそろえて一貫性を持たせる
罰を与えるのではなく、落ち着いた行動を強化することがポイント。
「静かにできるといいことがある」と学習することで、少しずつ吠えは減っていきます。


つまり、チワワが吠えるのは「警戒心の強さ」と「家族への愛情表現」の裏返し。
正しい方法で接すれば、吠える行動も安心につながる大切な個性に変わります。



しずかにできたら、いいことあるんだ!
小さな体だからこそ長生きしやすい犬種



チワワの平均寿命は14〜16年とされており、犬の中でも長寿な部類です。
一般的に小型犬は大型犬よりも長生きしやすい傾向があり、「チワワは長生きする犬種」といわれています。
長生きのカギは毎日の生活習慣、とくに食事と環境づくりです。
良質なたんぱく質・適切な脂質・ビタミンやミネラル・野菜由来の炭水化物、そして十分な水分をバランスよく含む総合栄養食を与えることが基本となります。
わが家のラテまるも、栄養基準を満たしたフレッシュフード「ココグルメ」を食べています。鶏肉や野菜を使ったレシピは香りもよく、食いつきも安定。ウェットタイプなので水分量も70%前後と豊富で、シニア犬や保護犬でも安心して食べられます。
ココグルメの詳しいレビューは、こちらの記事をご覧ください。


さらに、月1回の体重チェックや、無理のない毎日のお散歩で筋力を維持することも大切です。
フローリングにはすべり防止マットを敷き、ソファやベッドにはステップを設置するなど、関節への負担を減らす工夫も忘れずに行いましょう。
こうした小さな積み重ねが「チワワの長生き」につながり、家族と過ごせる時間を大きく広げてくれます。
- 食事:総合栄養食で五大要素をバランスよく
- 環境:すべり防止マット、段差対策で関節ケア
- 運動:短い散歩を毎日コツコツ続ける
- 記録:月1回の体重・ボディコンディションチェック
年を重ねても「しっかり食べる・ゆっくり歩く・たっぷり休む」。
そんな毎日の習慣が、チワワの寿命を延ばし、家族との絆をさらに深めてくれます。





おいしいごはんで、ずっと元気にいっしょにいようね!
保護犬チワワならではの個性と愛されポイント



保護犬チワワは「慎重だけど愛情深い」子が多く、時間をかけて向き合うほど、その個性が輝いていきます。
新しい家に来たばかりの頃は緊張して落ち着かなくても、静かな環境と一定の生活リズムがあるだけで安心感が育ちます。特にクレートは「安全な基地」として役立ち、心のよりどころになります。
トイレや歯みがきなどのお世話は、長時間ではなく短い時間の段階練習がコツ。できた瞬間にほめることで、学習スピードはぐっと上がります。
保護犬は過去の環境によって進み方に個体差がありますが、あせらずに続けることが大切です。



ラテまるも、わが家に来たばかりのころはソワソワして落ち着きませんでした。
でも、安心できる場所をつくってあげたら、ある日ふっと私のそばで丸くなって眠ってくれたんです。
その寝顔を見た瞬間、「本当に家族になれたんだ」と胸があたたかくなりました。
あなたのとなりで眠る姿は、世界でひとつの宝物。保護犬との暮らしは、そんなかけがえのない瞬間であふれています。





ラテまるを見つけてくれて、ありがとう。
保護犬チワワは、時間と愛情をかけるほど信頼関係が深まり、世界でひとつの個性と愛されポイントが輝いていきます。
まとめ:チワワは「可愛くない」ではなく、唯一無二の愛され犬



ここまで「チワワ 可愛くない」「チワワ 気持ち悪い」と言われる理由と、その本当の姿について解説してきました。
大きな瞳やプルプル震える仕草、甲高い声や細い体…。
たしかに見慣れない人には不安に映ることもあります。
ですが、実際に暮らしてみると、それらは家族を守る勇敢さ・愛情深さ・個性のあらわれであると気づけます。
さらに、共働き家庭や子どもがいる家庭でも、少しの工夫で安心して一緒に暮らすことができます。保護犬チワワに関しても、時間をかけて信頼を築けば世界でひとつの宝物のような存在になってくれます。
誤解されがちな部分も、実は魅力に変わる。
そのギャップこそが、チワワが「唯一無二の愛され犬」と呼ばれる理由です。



チワワは可愛くない? そんなことないよ。
わたしたちは愛情いっぱいだよ!
あなたがもし今「チワワを迎えたいけど不安…」と思っているなら、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
きっと、チワワの本当の魅力に気づき、家族に迎える一歩を踏み出せるはずです。