
うちのチワワちゃん、いつも舌が出ていてかわいい❤️



でも、ちょっと舌を出しすぎじゃない?大丈夫なのかな…
チワワの舌が「出っぱなし」になっていると、かわいい反面、ちょっと心配になりますよね。
「歯がないからなの?」「病気のサイン?」「このままで大丈夫?」
そんな不安を抱える飼い主さんへ、この記事ではチワワが舌を出す理由をやさしく解説します。
放っておいて大丈夫なケースと、すぐに対応すべきケースの見分け方もお伝えします。



リラックスのしぐさだったり、歯の欠損や加齢によるものだったり、実は理由はさまざま。
この記事を読むことで、愛犬の舌が出る理由やその対処法を知ることができ、チワワとの生活をより楽しむヒントが見つかります!
ラテまるのように「舌が出てても元気いっぱいな子」の例も紹介していますので、安心できるきっかけにもなりますよ🐶
チワワの舌が出るのはなぜ?一般的な理由と特徴


チワワが舌を出すのはなぜか、気になる方が多いようです。
以下の項目で、その理由と特徴について詳しく解説します。
チワワの舌が出るのは普通?
チワワが舌を出している光景は珍しいことではなく、多くの場合は正常な行動です。
多くの場合、犬がリラックスしている時や、暑さを感じて体温調節を行っている時に舌が少し出ることがあります。
このような場合は、リラックスしている証拠なので、心配はいりません。
むしろ、チワワが安心して過ごせているサイン=飼い主との信頼関係ができている証拠とも言えます。
撫でられて気持ちよさそうにしているときや、昼寝中に口が緩んでいるときに舌がちょこんと出るのは、安心している証拠。
リラックスしているしぐさのひとつと考えて大丈夫です。





舌は出てるけど、ラテまるはリラックスしてるよ~
トゥースアウト現象とは?
これは歯並びや顎の形によって、舌が常に少し出たままになる状態のことを指します。
顎が小さいチワワや、歯の生え変わり期の子犬、またはシニア犬で歯が抜けた場合にもよく見られます。
普段の生活に支障がなければ心配はいりませんが、舌が乾燥しやすいため、新鮮な水を常に飲める環境や室内の適度な加湿を心がけると安心です。





ラテまるは歯がないから、少し舌が出ちゃうんだ!
歯並びや顎の問題の可能性
チワワが舌を出している場合、歯並びや顎の構造的な問題が原因になっていることがあります。
チワワは体や顎が非常に小さいため、歯が正しく噛み合わない不正咬合や、下顎の狭さによって舌が収まりにくい傾向があります。
特に歯周病や加齢によって歯が抜けてしまうと、舌を支える構造が弱まり、自然に舌が出たままになることがあります。
このような場合は、単なる癖ではなく顎や口腔の健康状態が関係している可能性があるため、動物病院での定期的な歯科検診がおすすめです。
日常的には、歯磨きやデンタルガムで口内環境を清潔に保つことも予防につながります。





病院はちょっと怖いけど、歯のチェックは大事だよ!
病気のサインかもしれない?
チワワが舌を出しっぱなしにしている場合、まれに病気が関係していることもあります。
口内炎・歯周病・口腔内腫瘍などの口のトラブルや、神経系の異常、外傷などが原因で舌をしまえなくなることがあります。
舌がカラカラに乾いている、口の中に腫れや赤みがある、よだれが異常に多い、食欲が落ちているなどの症状が見られる場合は注意が必要です。
こうした症状が1〜2日以上続く、または急に悪化した場合は、自己判断せずに早めに動物病院を受診しましょう。
早期発見と治療が、愛犬の健康と生活の質を守る大切なポイントです。



病気になったら大変だから、毎日ちょっとずつチェックしてね!
体温調整や暑さ対策としての舌出し
チワワが舌を出す理由のひとつに、体温調整があります。犬は人間のように汗をかくことができないため、主に舌と呼吸を使って体温を下げます。
この行動は「パンティング」と呼ばれ、暑い日や運動後によく見られます。
舌を出してハァハァと呼吸をすることで、舌や口腔内の水分が蒸発し、体温を効率的に下げる仕組みです。
特に夏場や直射日光の下では、パンティングが長時間続く場合は熱中症の前兆かもしれません。
息が荒くなりすぎたり、舌の色が濃い赤や紫色に変わった場合は、すぐに涼しい場所へ移動させ、必要であれば動物病院へ連れて行きましょう。
また、室内でも油断は禁物です。
チワワは小型犬で体温調節が苦手なため、室温は25℃前後、湿度は40〜60%を目安に管理すると安心です。





お散歩のあとは日陰やクーラーでクールダウンしてね!
チワワは暑さにも寒さにも弱い犬種です。こちらの記事で詳しく解説しています。




保護犬チワワのラテまるが舌を出す理由と、元気に暮らすための工夫


ラテまるはなぜ歯がないの?|元繁殖犬として過ごしていた背景



ラテまるが歯を失った背景には、繁殖犬としての過酷な生活環境が大きく影響しています。
幸運にも、とても信頼できる保護団体の方々にレスキューしていただき、そこからラテまるは我が家にやってきてくれました。


ラテまるは、保護されるまで長い間、繁殖犬として過ごしてきました。その間、適切な口腔ケアや栄養管理が行われず、歯周病が進行し、すべての歯を失ってしまいました。
このような状況は、繁殖犬として過ごした多くの犬に共通して見られる問題です。
繁殖犬については、こちらの記事で詳しく解説しています。
我が家に迎えた時点で、すでにすべての歯を失っていたため、いつも舌が少し出ています。
これは決して珍しいことではなく、元繁殖犬の保護犬やシニア犬にはよく見られる特徴のひとつなんですよ。





歯がなくても、工夫すれば毎日楽しく暮らせるよ!
舌が出る理由と日常生活への影響
犬は本来、歯で舌を軽く支えるような構造になっています。
そのため、歯がないと舌が口の中に収まりきらず、自然と外に出やすくなるのです。
ラテまるも、起きているときはもちろん、寝ているときにも舌がちょこんと出ている姿が日常の一コマになっています。


最初は「大丈夫かな?」と心配になる方もいるかもしれませんが、舌が出ていても、生活に支障はまったくありません。
ごはんもペロペロとしっかり食べますし、おさんぽでは楽しそうに歩き、日常生活はとても元気そのものです。


むしろ、舌が出ている姿はラテまるのチャームポイントのひとつとして、家族にとってもほっこりする存在になっています。
舌が出ていても、本人がリラックスして元気に過ごしていれば、それは何も問題のない“個性”のひとつなんですよ。



歯はないけど、ごはんもモリモリ食べて元気いっぱいだよ~!
歯がなくても大丈夫!我が家のケアと食事の工夫
ラテまるには、やわらかいごはんを中心に与えています。
特に気に入っているのは、冷凍タイプの手作りフード「ココグルメ」。
スプーンで簡単にほぐせて、舌でもペロペロ食べられるので助かっています。


ココグルメのレビューは、こちらの記事をご覧ください。
また、歯がない子は口の中の衛生状態を保つことがとても大切です。
我が家では、口腔内を濡らしたガーゼで優しく拭くケアを日常的に行い、においやトラブルの予防に努めています。
歯がなくても、ちょっとした工夫をすることで、快適で元気いっぱいの生活を送ることができると実感しています。



やわらかいごはんと、やさしいお口ケアで毎日元気だよ〜!
歯がない犬との暮らし方については、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。


シニアチワワ(老犬)にみられる舌の出し方の変化


高齢になると、舌が出る時間が長くなったり、出し方が変わるチワワが増えます。
以下の項目で確認していきましょう。
高齢チワワの舌の出し方
年齢を重ねたチワワの舌が出やすくなるのは、筋肉の衰えが大きく影響します。
舌は筋肉でできており、老化により筋肉がゆるんでしまい舌が口から出やすくなるのです。
高齢のチワワは体全体の筋肉が弱まり、舌を口の中に収めておく力が低下します。
これにより、普段は出していなかった舌が常に見えるようになることがあります。
シニア期に入ったら、舌の状態や乾燥具合を定期的に確認し、こまめな水分補給やケアを心がけることが重要です。
老化の影響で筋力低下が見られる場合は、犬用マッサージで首や頬の筋肉をやさしくほぐしたり、柔らかいおもちゃを軽くくわえさせるトレーニングを取り入れると、舌や口周りの筋肉の維持に役立ちます。





年をとっても舌は出しちゃうけど、元気でいたいな!
口腔ケア不足の影響
口腔ケアが十分でない場合、歯や歯茎に問題が生じ、舌が常に出たままになることがあります。
高齢のチワワは、歯周病や歯石が溜まりやすく、これが原因で舌が収まりにくくなることがあります。
口腔ケアを怠ると、歯の痛みや炎症で舌が口の中に収まりにくくなるため、日々のケアが大切です。
歯磨きや定期的な動物病院でのチェックを欠かさないようにしましょう。
歯周病予防として、柔らかい歯ブラシや歯磨きシートを使い、優しくケアしましょう。
歯ブラシが苦手な子には、歯磨きガムや口腔ケアサプリを活用するのも効果的です。


シニア犬の場合は歯や歯茎が敏感になっていることが多いため、力を入れすぎず短時間でこまめに行うことがポイントです。





ラテまるは歯がないけど、みんなは歯磨き頑張ってね!
舌が乾燥するリスク
舌が常に外に出ていると、乾燥が大きなリスクとなります。
特に高齢犬は、水分摂取量が減少し、舌の乾燥やひび割れが起こりやすくなります。
乾燥した舌は感染症のリスクを高めるため、こまめな水分補給が必要です。
暑い時期やエアコンを使用している室内では、乾燥を防ぐために水分をこまめに与えることが大切です。
また、舌が乾燥している場合は、湿らせたガーゼで拭いてあげると良いでしょう。
日常的なケアで乾燥を防ぎ、健康な舌を保つことができます。





舌が乾くとカピカピしちゃうよ…水分補給は大事だね!
シニアチワワの舌出しを和らげる工夫
シニア期になると筋力や口腔機能が低下し、舌が出やすくなりますが、日常のちょっとした工夫で快適に過ごせます。
- 室内の湿度管理
舌が乾燥すると不快感やひび割れの原因になります。冬は加湿器を使い、湿度40〜60%を目安に保ちましょう。 - 舌の保湿ケア
乾燥がひどい場合は、清潔なぬるま湯で湿らせたガーゼでやさしく口元を拭き、潤いを保ちます。 - 食べやすいフード選び
噛む力が弱くなっても食べやすいよう、やわらかいウェットフードやふやかしたドライフードを与えましょう。 - 定期的な口腔チェック
口内炎や腫瘍など、舌出しの原因となる病気の早期発見につながります。月1回の健康チェックがおすすめです。
これらの工夫を取り入れることで、シニアチワワも舌出しによる不快感を減らし、より快適に過ごせるようになります。





ちょっとの工夫で、毎日がもっと快適になるよ!
舌出しや口腔ケアの悩みを相談できるQ&Aサービスを活用しよう



シニアチワワと暮らしていると、「このケアで合ってる?」「他の飼い主さんはどうしてる?」と迷うことがありますよね。
そんなときに役立つのが、犬や猫を飼っている飼い主同士が日常の悩みを投稿・回答できる無料のQ&Aコミュニティサービス「DOQAT(ドキャット)」です。
「舌が乾燥しやすいときのケア方法」や「いつも舌が出てるけど大丈夫?」など、同じような状況の飼い主さんから実体験を聞けるのが魅力です。
実際に私も、「食事の悩みについて」について質問したところ、何人かの飼い主さんからやわらかいフードやトッピングのアイデアをもらえ、とても参考になりました。
獣医師が必ず回答するわけではありませんが、投稿の中には専門家により優れた内容と判断され「お墨付き」ラベルが付くケースもあり、信頼性も高まります。
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DOQATの詳しい使い方や口コミ・評判、実体験レビューは、こちらの記事で解説しています。


チワワの舌出しに関するよくある質問(FAQ)





舌出しはチワワのチャームポイントかもしれないけど、健康チェックは忘れないでね!
まとめ|チワワの舌が出る理由と対策
チワワが舌を出していても、多くの場合は心配いりません。
まずは落ち着いて様子を観察し、愛犬の体調や生活の変化を確認しましょう。
原因がわかれば、必要なケアや対策がとりやすくなり、安心して日々を過ごせます。
原因 | 解説 | 対策 |
---|---|---|
リラックス | 安心している時に舌が出ることがあります | 気にせず、たっぷり愛情を注ぎましょう |
トゥースアウト現象 | 歯並びや顎の構造で舌が出ることがあります | 定期的に歯や口内をチェックしてケアしましょう |
老化 | 筋力の衰えにより舌が収まりにくくなります | 軽い運動やマッサージで筋力を維持しましょう |
病気のサイン | 口腔内の腫瘍や炎症が原因の場合もあります | 早めに動物病院で診察を受けましょう |
日常的な観察とケアを心がけることで、舌出しがあっても愛犬は快適に過ごせます。
小さな変化を見逃さず、愛犬がいつまでも元気で幸せに暮らせるようサポートしてあげましょう。



ラテまるの舌はいつも出てるけど、それもチャームポイントなんだよ!