
ワンちゃんと早く会いたいけど、お迎え初日は不安だなぁ
「保護犬をお迎えする初日に何をしたらいいの?」と悩んでいませんか?
初めて保護犬を迎える方にとって、お迎え初日は特に緊張と不安がいっぱいですよね。
準備しておくべきアイテムや当日のやるべきこと、注意すべきポイントなどを知っておけば、スムーズに新しい家族を迎え入れることができます。



この記事では、保護犬のお迎え初日にスポットをあて、必要な情報をわかりやすくまとめています。
読んでいただくことで、お迎え初日の不安を解消し、保護犬との新しい生活を楽しむためのステップを踏むことができます。
今すぐ、安心して迎え入れるためのヒントを確認しましょう。
保護犬のお迎え初日に必要なものと準備


必要なアイテムリスト
保護犬を迎える前に、必要なアイテムを準備しておきましょう。
- クレート(ハウス)、キャリーバック
- ケージ、サークル
- 犬用ベッド
- 食器(フードボウル、水ボウル)
- トイレシート
- リードと首輪
- おもちゃ
- 食事用のフード
これらのアイテムを準備しておくことで、保護犬が新しい生活をスムーズに始められます。



新しいお家で楽しく過ごせるように、準備はしっかりと!
必要なアイテムについては、下記の記事で詳しく解説しています。


家の環境を整える
危険なものを片付ける
電気コードや小さな物は犬が誤って飲み込まないようにしましょう。
フローリングに滑り止めを敷く
犬が滑って怪我をしないようにするため、滑り止めを敷くことが有効です。
特にチワワのような小型犬はパテラ(膝蓋骨脱臼)になりやすいので、フロアマットは敷いた方がいいですよ。


暑かったみたいで、フローリングで涼んでいるラテまる
このフロアマットは、一枚(40×40)を組み合わせるタイプなので、色やデザインも自分の好みにできます。
一番のメリットは汚してしまった時に、パーツごとに取り外して洗えるというところです。




フロアマットを敷く前は滑ってしまい、おもいっきり走れていなかったんですが、フロアマットを敷いてからは嬉しい時とかに、すごい勢いで部屋の中を走りまわっています。
柵の設置
犬が立ち入り禁止の場所には柵を設置して、安全な環境を保ちます。
有毒な植物や物質の除去
有毒な植物や化学薬品は犬の届かない場所に保管します 。



安全な環境で、犬が安心して新しい生活を始められるようにすることが大切です。
初日にやるべきこと


静かで落ち着いた環境を用意する
保護犬のお迎え初日で一番大切なのは、犬が安心して過ごせる場所を用意することです。
家の中で静かな場所を選び、その場所を犬専用のスペースにします。
- 犬が安心して休めるように、リラックスできる環境を整える。
- ケージやサークルを使って犬の専用スペースを作りましょう。
- リビングルームの隅や、寝室の一角など、家族の動きが少ない場所が理想的です。
- 犬用ベッドや毛布を入れて、快適に過ごせるようにします。
- 犬が疲れた時や怖がった時に避難できる場所として機能します。




適正な室温を保つ
犬が快適に過ごせるように、室温を25度程度に保つことが大切です。
急激な温度変化は犬にストレスを与えるため、注意が必要です。
- 室温は25度程度を目安に調整します。
- エアコンや暖房の使用は慎重に行い、急激な温度変化を避けましょう。
- 扇風機や加湿器も使って、快適な環境を維持します。
チワワについての説明になってしまいますが、
チワワは暑さ寒さに弱いのか?について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。




犬から寄ってくるのを待つ
新しい環境に慣れるためには、犬が自分から寄ってくるのを待つことが大切です。
無理に接触を強要せず、犬のペースに合わせてあげましょう。
- 犬が自分から近づいてくるまで待ちます。
- 無理に触れ合おうとせず、犬が安心できる環境を整えます。
- 犬が寄ってきたら、優しく声をかけるなどして安心感を与えましょう。


無理に触れ合わない(特に子供)
特に子供がいる家庭では、犬に無理に触れ合わないように教えることが大切です。
犬が安心して過ごせるように、無理な接触を避けましょう。
- 子供たちには、犬が寄ってくるまで待つように教えます。
- 犬が怖がっている場合は、無理に触れないようにしましょう。
- 犬とのふれあい方を家族全員で学びましょう。
子供たちはワンちゃんが可愛くて、無理やり抱っこしたり顔を近づけたりしちゃうんですよ。
ワンちゃんが本当に嫌がる場合もあるので注意してくださいね。
トイレの場所を教える
初日にトイレの場所を教えることも重要です。
決まった場所でトイレができるように習慣付けましょう。
成功したら褒めて、失敗があっても、叱らずに優しくしてあげることで、トイレの習慣が身につきやすくなります。
- 犬専用のトイレを用意し、場所を決めます。
- 定期的にその場所に連れて行き、トイレを促します。
- 成功したら、褒めてご褒美を与えましょう。





トイレはここだよって教えてあげてね!
トイレトレーニングについては、下記の記事で詳しく解説しています。


脱走防止対策を徹底する
新しい環境に慣れていない犬は、驚いて脱走しやすいです。
脱走防止対策を徹底し、安全を確保しましょう。
- 家の出入り口や窓をしっかり閉める。
- 散歩時には、リードをしっかり持ち、首輪やハーネスを確認する。
- 脱走防止ゲートを使用することも有効です。


新しい名前をつける
新しい環境に慣れるために、新しい名前をつけて呼びかけることが大切です。
犬が新しい名前に慣れるまで、繰り返し呼びかけましょう。
- 簡単で覚えやすい名前を選びます。
- 繰り返し呼びかけて、名前に反応するようにトレーニングします。
- 成功したら褒めてご褒美を与え、ポジティブな印象を与えましょう。
これらのステップを踏むことで、保護犬が新しい環境にスムーズに慣れ、安心して新しい生活を始めることができます。家族全員で協力し、犬との信頼関係を築いていきましょう。
新しい名前をつけるメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。


お迎え初日の注意点


最初の食事
保護犬を迎えた初日の最初の食事は、犬が新しい環境に適応するための重要なステップです。
食事のタイミングや量に注意し、適切なフードを提供することが大切です。
この場合は、無理に食べさせようとせず、犬がリラックスできるように環境を整えることが重要です。
フードを少し温めると食欲が増すことがあります。
フードの種類も、犬の健康状態に合わせて選ぶ必要があります。
保護施設で食べていたフードを最初は与え、その後徐々に新しいフードに切り替えると良いでしょう。
ラテまるも最初は、新しい環境に慣れないせいか、思うようにフードを食べてくれませんでした。
ラテまるは繁殖引退犬で歯がなく、カリカリのドックフードは食べないのでふやかしたりして、柔らかいフードをあげていました。
よっぽどのことがない限り、お腹が空けばちゃんと食べてくれますので、根気よく工夫して餌やりをしてください。





ブッチは柔らかくて食べやすいから大好き!
保護犬がご飯を食べない問題で悩んでいる方は、こちらの記事をご覧ください。


散歩のタイミングと方法
初日の散歩は短時間で、犬が新しい環境に慣れるための機会として活用しましょう。
犬が新しい場所で緊張している場合、無理に長時間の散歩を行わず、短い時間で終了することが大切です。犬が安心して歩けるように、静かな道を選ぶと良いでしょう。
もしワンちゃんが震えていたりした場合は、無理して散歩に行かなくてもいいですよ。



初めての散歩は短くして、安心して歩けるようにしてね!
散歩で歩かない問題に悩んでいる方は、ぜひこの記事もご覧ください。


犬の観察
保護犬を迎えた初日は、犬の健康状態をよく観察することが大切です。
犬の食欲や排泄の状況、動きなどをチェックし、異常があればすぐに対処することが重要です。
異常におとなしかったり、逆に興奮しすぎている場合は、何か問題があるかもしれません。
その場合は、落ち着かせるための対策を講じることが必要です。



健康チェックを忘れずに!
専門家への相談
お迎え初日に問題が発生した場合、専門家への相談することも検討してください。
保護施設や動物病院に相談することで、適切なアドバイスを得ることができます。
犬が食事を取らない場合や、様子がおかしい場合には、専門家に相談することで具体的な対策を教えてもらうことができます。
動物病院では、犬の健康状態を確認し、適切な治療やケアを提供してくれます。



困ったときは専門家に相談してね!
家族全員の協力
保護犬を迎える際には、家族全員で協力することが重要です。
- 家族の中で世話をする役割分担を決める
- 毎日のルーチンを決める
- 犬に対して一貫した指示を出す
- 家族全員が優しく接する
- 無理に触れたり抱きしめたりしない



みんなで協力して新しい生活を楽しんでね!
まとめ|保護犬お迎え初日の安心ガイド
初日にやるべきこと | 内容 |
---|---|
静かで落ち着いた環境 | 犬が安心して過ごせる場所を用意 |
ケージやサークル | リラックスできる専用スペースを作る |
室温管理 | 温度は25度程度に保つ |
犬から寄ってくるのを待つ | 無理に触れ合わない 特に子供がいる家庭では犬に無理な接触を避ける |
新しい名前をつける | 犬が新しい環境に慣れる手助けになる |
トイレの場所を教え、食事と水の提供に注意し、脱走防止対策を徹底することも重要です。
これらのステップを踏むことで、保護犬が新しい生活にスムーズに適応し、家族全員で協力しながら素晴らしいスタートを切ることができます。



あなたの愛情と準備が、最高のスタートを切る鍵です。
この記事を参考にして、安心して初日を迎えましょう。
保護犬の飼い始め一週間について詳しく書いた記事も参考にしてください。

